
広島には、世界的に有名なしまなみ海道をはじめ、初心者から上級者まで楽しめる多様なサイクリングコースがあります。瀬戸内海の多島美を堪能できるとびしま海道、歴史と文化を感じる広島市街地、酒蔵巡りが魅力の東広島・竹原、自然豊かな県北エリアなど、目的や体力に合わせて最適なコースを選べます。レンタサイクルも充実しており、手軽に自転車旅を始められます。

広島のサイクリングは、しまなみ海道を含む多様なコースがあり、単なる移動ではなく瀬戸内リゾート体験を最大化する手段です。
コース選びは、体力レベル(初心者〜上級者)と目的(絶景、グルメ、歴史、温泉)に合わせて選定し、電動アシスト自転車の活用も有効です。
しまなみ海道は全長約70kmで、1日での完走も可能ですが、宿泊を伴う1泊2日〜2泊3日のプランで観光やグルメも満喫するのがおすすめです。
サイクリング後は、地元食材を活かしたグルメ、温泉での疲労回復、サイクリスト向けホテルやグランピングでの宿泊など、瀬戸内リゾート体験との融合が旅の満足度を高めます。
安全で快適なサイクリングのためには、季節に合わせた服装、自転車の事前チェック、交通ルールとマナーの遵守、そして熱中症対策などの準備が不可欠です。
広島県でサイクリングを楽しむなら、しまなみ海道をはじめとする風光明媚なコースが数多く存在し、単なる運動を超えた特別な体験を提供します。瀬戸内海の多島美、歴史的な街並み、そして豊かな食文化を自転車で巡る旅は、訪れる人々に忘れられない感動をもたらすでしょう。本記事では、広島のサイクリングコースの選び方から、おすすめルート、家族やカップルで満喫するための具体的なプラン、さらにはサイクリング後の瀬戸内リゾート体験まで、瀬戸内観光・レジャー情報ライターの浜田悠介が、独自の視点と経験に基づいて徹底的に解説します。
広島・瀬戸内エリアの魅力を、旅行者目線でわかりやすく発信する観光・レジャー情報ライターの浜田悠介です。長年この地域の観光に携わる中で、私は一つの確信を得ました。それは、広島でのサイクリングが単なる移動手段やスポーツではなく、瀬戸内リゾートの真髄を体験するための最も効果的な手段である、ということです。多くのサイクリングガイドがルートや距離に焦点を当てる中、私はサイクリングを通じて得られる『体験の質』と『リゾートとしての満足度』を最大化する視点から、広島の自転車旅を再定義したいと考えています。
「リゾート」と聞くと、豪華なホテルでのんびり過ごすことを想像するかもしれません。しかし、瀬戸内エリアにおける真のリゾート体験とは、その土地の自然、文化、食、そして人との出会いを五感で感じ、心身ともに満たされる旅を指します。一般的なサイクリングガイドでは、走行ルートや観光名所の紹介が中心となりがちですが、これだけでは瀬戸内が持つ本来のリゾートとしての魅力の半分も伝わりません。
例えば、しまなみ海道を走破するだけでも素晴らしい体験ですが、その途中で立ち寄る島々の隠れたカフェで地元食材を味わい、夕日を望む露天風呂で汗を流し、趣のある古民家宿に宿泊するといった「サイクリング+α」の要素が加わることで、旅の価値は飛躍的に高まります。これが、私が提唱する「隠れた真髄」であり、単なる移動ではなく、一つひとつの体験が深く記憶に残る旅へと昇華させる秘訣なのです。
私が提唱する「体験型サイクリング」とは、目的地までの道のり自体を楽しみ、その土地ならではの文化や自然、食に深く触れることを目的とした旅のスタイルです。例えば、走行距離を競うのではなく、気になるカフェや工房に気軽に立ち寄ったり、地元の人とのおしゃべりを楽しんだりする「ポタリング」の精神を大切にします。特に、kenhama.jpの読者層である20代から50代の旅行者、家族、カップル、地域観光客の方々には、この「体験型」のアプローチが響くと確信しています。
具体的な魅力としては、以下のような点が挙げられます。
五感で感じる瀬戸内: 潮風の香り、島の自然の音、地元料理の味、夕日の色彩、人々の温かさ。自転車だからこそ、これらを直接的に感じられます。
深い地域交流: 車では通り過ぎてしまうような小さな商店やカフェで、地元の人との会話が生まれる機会が増えます。これにより、ガイドブックには載っていない地域の魅力を発見できます。
心身のリフレッシュ: 適度な運動と美しい景色の相乗効果で、日常のストレスから解放され、心身ともにリフレッシュできます。サイクリング後の温泉や美味しい食事は格別です。
自分だけの旅の創造: 事前の計画も大切ですが、その日の気分や体調に合わせてルートを柔軟に変更できるのも自転車旅の醍醐味。予期せぬ出会いや発見が、最高の思い出となります。
近年、広島でのサイクリングは国内外から大きな注目を集めています。その背景には、サイクリング環境の整備だけでなく、旅行者の価値観の変化も大きく影響しています。特に、しまなみ海道サイクリングロードが世界的に評価され、年間約30万人のサイクリストが訪れるようになったことは大きな要因です。この数字は過去5年間で約25%増加しており、サイクリングが観光コンテンツとして確立されたことを示しています。
また、パンデミック以降、密を避けたアウトドアアクティビティへの関心が高まり、自然の中で楽しめるサイクリングが再評価されています。広島県内には約150箇所のレンタサイクルステーションが整備されており、手ぶらで気軽に始められる環境が整っていることも、人気の後押しとなっています。さらに、瀬戸内海の穏やかな気候は、年間を通してサイクリングに適しており、特に春と秋の晴天率は80%以上と高く、多くのサイクリストを魅了しています。
広島には、初心者からベテランまで誰もが楽しめる多様なサイクリングコースが存在します。しかし、自分のレベルや目的に合わないコースを選んでしまうと、せっかくの旅が苦痛になってしまう可能性もあります。ここでは、後悔しないコース選びの基本と、レンタサイクルを賢く利用する方法について解説します。
サイクリングコースを選ぶ際、最も重要なのは自身の体力と経験レベルを正確に把握することです。以下のポイントを参考に、無理のない計画を立てましょう。
距離:
初心者(ポタリング中心): 10~30km程度。休憩を多く挟み、観光メインで楽しむ。
中級者: 30~60km程度。適度な運動と観光のバランスが良い。
上級者: 60km以上。体力に自信があり、長距離走行を楽しみたい方向け。
高低差:
平坦なコース: 海沿いや河川敷など、アップダウンが少ないコースは初心者や家族連れにおすすめ。例:広島市内の河川敷、宮島口周辺。
適度なアップダウン: 丘陵地帯や橋の昇り降りがあるコースは、中級者にとって挑戦しがいがあります。例:しまなみ海道、とびしま海道。
急坂・山岳コース: 上級者向けの本格的なヒルクライムを楽しめるコース。例:県北部の山間部。
路面状況:
舗装路: 基本的にほとんどのサイクリングコースは舗装されていますが、一部未舗装路や砂利道が混じることもあります。
専用道: サイクリングロードは自転車専用のため安全性が高く、安心して走行できます。
一般道: 車両の通行がある一般道を走る場合は、交通ルールを遵守し、十分な注意が必要です。
サイクリングの目的を明確にすることで、より満足度の高いコース選びが可能です。広島の多様な魅力を最大限に活かしましょう。
絶景重視: 瀬戸内海の多島美を堪能したいなら、しまなみ海道やとびしま海道が最適です。特に、橋の上から見下ろす景色は圧巻です。
グルメ重視: 各地の道の駅や港町には、新鮮な海の幸や地元野菜を使った料理が豊富。生口島はレモンの産地として有名で、レモンを使ったスイーツやドリンクを楽しめます。
歴史・文化重視: 広島市内であれば平和公園や原爆ドーム、宮島、呉の旧海軍施設など、歴史的な背景を持つ場所を巡るコースがおすすめです。竹原の町並み保存地区では、江戸時代の風情を感じられます。
温泉巡り: サイクリングで疲れた体を癒すなら、温泉地を組み込んだコースを。県北には湯来温泉や、少し足を延ばせば道後温泉も視野に入ります。
広島でのサイクリングは、レンタサイクルを利用するのが非常に便利です。特にしまなみ海道では、乗り捨て可能なレンタサイクルが充実しており、旅の計画の自由度が高まります。広島県内には、主要な観光地を中心に約150箇所のレンタサイクルステーションがあり、平均利用料金は1日あたり1,000円〜2,500円程度です。
車種選び:
クロスバイク: 街乗りから長距離までオールマイティに使える。初心者にもおすすめ。
ロードバイク: 軽量で高速走行向き。長距離を本格的に走りたい上級者向け。
電動アシスト自転車: 坂道も楽々。体力に自信がない方、家族連れ、観光メインの方に最適。近年、電動アシスト付きのクロスバイクやロードバイクも増えています。
タンデム自転車: 二人乗り用。カップルや友人同士で一緒に楽しめます。(一部コースで利用可能)
予約のポイント:
特に観光シーズン(春・秋)や週末は混み合うため、事前にオンラインでの予約が必須です。
車種やサイズ、電動アシストの有無などを確認し、自身の体格に合ったものを選びましょう。
乗り捨てサービスを利用する場合は、返却場所と料金体系を事前に確認しておくことが重要です。
ヘルメットや鍵、簡易工具などがセットになっているか、追加料金が必要かを確認しましょう。
利用時のチェック:
出発前にブレーキ、タイヤの空気圧、変速機が正常に作動するか必ず確認しましょう。
サドルの高さは、足のつま先が地面に付く程度が目安です。

広島サイクリングの代名詞とも言えるのが、尾道と今治を結ぶ「しまなみ海道サイクリングロード」です。全長約70km、6つの島と7つの橋を渡るこのルートは、世界で最も美しいサイクリングロードの一つと称され、年間30万人以上のサイクリストが訪れます。その魅力は、壮大な橋からの絶景、島ごとの個性豊かな文化、そして充実したサイクリスト向けのサポート体制にあります。満足度は平均で90%を超え、リピーターも多いのが特徴です。
しまなみ海道サイクリングロードは、広島県尾道市から愛媛県今治市までを結ぶ「西瀬戸自動車道」に併設された自転車歩行者道です。青いラインで示されたルートは非常に分かりやすく、初めての方でも安心して走行できます。自転車道の通行料金は、橋ごとに設定されており、合計で約500円(原付と共通)です。
全長: 約70km(推奨ルートの場合)
所要時間: 1日完走なら約6〜8時間、観光込みなら1泊2日〜2泊3日がおすすめ
アクセス:
尾道側: JR尾道駅周辺にレンタサイクルターミナルあり。新幹線なら新尾道駅。
今治側: JR今治駅周辺にレンタサイクルターミナルあり。
推奨ルート: 基本的には一本道ですが、島によっては寄り道できるルートも多数あります。初めての方は青いラインに沿って進むのが最も確実です。
サイクリング初心者や体力に自信がない方、家族連れにおすすめなのが、尾道から最初の島である因島までのショートコースです。この区間は約20kmで、比較的高低差が少なく、景色を楽しみながらゆったりと走ることができます。
ルート概要: 尾道港(スタート) → 向島(渡船利用) → 因島大橋 → 因島(ゴール)
見どころ:
向島: 高見山からの眺めは絶景。パン屋さん「しまなみパン工房」も人気。
因島大橋: 二層構造で、自転車は下段を走ります。橋の下から見上げる迫力は必見。
因島: 因島水軍城や、八朔発祥の地として知られ、八朔を使ったスイーツが楽しめます。
所要時間: 観光込みで3〜4時間程度。
ポイント: 尾道から向島へは渡し船を利用します(自転車も乗船可)。因島にはレンタサイクルの返却ターミナルもあるため、無理なく切り上げることが可能です。
しまなみ海道の魅力をより深く体験したい中級者には、尾道から生口島までの約40kmルートがおすすめです。適度な距離とアップダウンがあり、瀬戸内海の美しい景色と島々の文化をバランス良く楽しめます。
ルート概要: 尾道港 → 向島 → 因島 → 生口島大橋 → 生口島(ゴール)
見どころ:
生口島大橋: 美しい斜張橋で、橋の上からの眺望は特に素晴らしいです。
生口島: 「レモンアイランド」として知られ、レモン谷やレモンを使ったグルメが豊富。「耕三寺」や「未来心の丘」といったアートスポットも見逃せません。
ドルチェ: 瀬戸田のジェラート店「ドルチェ」はサイクリストの聖地。新鮮な柑橘系のジェラートは格別です。
所要時間: 観光込みで5〜7時間程度。
ポイント: 生口島にはサイクリストに優しい宿泊施設も多く、ここで一泊して翌日に備えるのも良いでしょう。島内の道は比較的平坦で走りやすいです。
体力に自信のある上級者であれば、尾道から今治までのしまなみ海道完全走破に挑戦してみましょう。約70kmの道のりは達成感もひとしおです。平均的な走行時間は6〜8時間ですが、観光や休憩を含めると10時間以上かかることもあります。効率よく楽しむためのコツを紹介します。
ルート概要: 尾道港 → 向島 → 因島 → 生口島 → 大三島 → 伯方島 → 大島 → 来島海峡大橋 → 今治(ゴール)
完走のコツ:
早朝出発: 夏場は特に早朝に出発し、涼しい時間帯に距離を稼ぎましょう。
こまめな休憩と水分補給: 橋を渡るごとに休憩所や道の駅があります。水分・塩分補給を怠らないようにしましょう。平均5kmごとに補給ポイントが設置されています。
電動アシスト自転車の活用: 上級者でも、荷物が多い場合や体力を温存したい場合は電動アシストを検討する価値があります。
宿泊の検討: 1日で走り切るのが難しい場合は、大三島や伯方島などで宿泊し、2日間に分けて走行するプランもおすすめです。
荷物の工夫: 荷物はできるだけ少なくするか、手荷物配送サービスを利用すると快適です。
見どころ:
大三島: 「サイクリストの聖地」碑があり、サイクリングの安全を祈願できます。大山祇神社も有名。
来島海峡大橋: 全長約4.1kmの三連吊橋で、しまなみ海道最大のハイライト。橋の上からの360度パノラマは感動的です。
今治: ゴール地点には「サンライズ糸山」があり、サイクリスト向けの施設が充実しています。
しまなみ海道の旅をさらに豊かにするためには、ルート上の魅力的な立ち寄りスポットを戦略的に組み込むことが重要です。これらのスポットは、単なる休憩場所ではなく、瀬戸内リゾート体験を深めるための重要な要素となります。
絶景カフェ:
向島「USHIO CHOCOLATL」: チョコレート工房とカフェ。瀬戸内海を望む高台にあり、最高の景色と共に手作りチョコレートを楽しめます。
生口島「シトラスパーク瀬戸田」: レモン畑に囲まれたカフェで、レモンを使ったスイーツやドリンクを堪能。
道の駅:
道の駅今治「しまなみ」: 今治市側の玄関口。地元特産品やグルメが充実しており、サイクリンググッズも豊富。
道の駅「伯方S・Cパーク」: 伯方島にあり、伯方の塩を使ったソフトクリームが名物。ビーチも隣接しています。
道の駅「多々羅しまなみ公園」: 大三島に位置し、多々羅大橋を間近で見られる絶景スポット。サイクリストの聖地碑もあります。
宿泊施設:
ONOMICHI U2: 尾道にあるサイクリストフレンドリーな複合施設。ホテル、レストラン、サイクルショップが一体となっており、自転車を部屋まで持ち込めます。
Guntu(ガンツウ): 瀬戸内海を巡る豪華客船。サイクリングと組み合わせることで、陸と海からの両方で瀬戸内を満喫できます。
島宿: 各島には古民家を改装した趣のあるゲストハウスや民宿が点在しており、地元の人との交流も楽しめます。
しまなみ海道の多島美を最大限に楽しむためには、ただ走るだけでなく、戦略的に休憩ポイントを選ぶことが重要です。橋の上からの眺めはもちろんですが、島々の高台や展望台から見下ろす景色もまた格別です。各島の展望台には、サイクリスト向けの自転車ラックや休憩スペースが整備されていることが多いです。
橋の展望台: 各大橋には、歩行者・自転車道からアクセスできる展望スペースが設けられています。特に、来島海峡大橋の展望台は必見です。
島の高台:
向島「高見山」: 向島最高峰で、瀬戸内海の多島美を一望できます。少しきつい坂道ですが、電動アシスト自転車なら比較的楽にアクセスできます。
因島「白滝山」: 五百羅漢像が並ぶユニークな景勝地。ここからの眺めも素晴らしいです。
カフェ・道の駅: 景色が良いカフェや道の駅は、休憩と同時に地域の魅力を体験できる一石二鳥のスポットです。特に、海に面したテラス席がある場所はおすすめです。
広島のサイクリングはしまなみ海道だけではありません。広島市街地やその近郊にも、歴史、文化、自然、そして海を感じられる魅力的なコースが豊富に存在します。これらのコースは、日帰りや半日での観光に最適で、レンタサイクルも充実しているため、気軽に楽しむことができます。
広島市街地でのサイクリングは、世界遺産である平和公園と原爆ドームを中心に、歴史と文化に触れる旅に最適です。平坦な道が多く、観光名所が集中しているため、初心者や家族連れでも安心して楽しめます。所要時間は2〜3時間程度で、移動距離は約10〜15kmです。
ルート概要: 広島駅 → 広島城 → 縮景園 → 平和公園・原爆ドーム → 本通商店街(駐輪して散策) → 広島駅
見どころ:
広島城: 市街地の中心にありながら、広々とした敷地で歴史を感じられます。
縮景園: 江戸時代初期に作られた大名庭園。四季折々の美しい景色を楽しめます。
平和公園・原爆ドーム: 世界平和への願いが込められた場所。自転車を降りて、ゆっくりと巡りましょう。
本通商店街: 駐輪場を利用し、広島グルメやお土産探しを楽しむのも良いでしょう。
ポイント: 市街地は交通量が多いので、歩道走行禁止区間や自転車通行帯の指示に従い、安全運転を心がけましょう。レンタサイクルは広島駅周辺で借りられます。
宮島観光の前後におすすめなのが、宮島口から大野瀬戸沿いを走るシーサイドコースです。世界遺産・宮島を対岸に望みながら、潮風を感じる爽快なサイクリングが楽しめます。この区間は比較的平坦で、約10km程度の短いコースのため、気軽に挑戦できます。
ルート概要: 宮島口 → 大野瀬戸沿い → 妹背の滝 → おおの自然観察の森(ゴール)
見どころ:
宮島口: 宮島へのフェリー乗り場周辺は、お土産店や飲食店が充実しています。
大野瀬戸: 穏やかな海と宮島の美しいシルエットを眺めながら走れます。
妹背の滝: 厳島神社と縁が深く、弘法大師が開いたと伝えられるパワースポット。
おおの自然観察の森: 自然豊かな公園で、サイクリング後の散策にも最適です。
ポイント: 宮島口にはレンタサイクルステーションがあり、フェリーの時間に合わせて計画を立てられます。宮島は自転車乗り入れ禁止のため、宮島口で自転車を預けてフェリーに乗船しましょう。
「海軍の町」として知られる呉市と、対岸の江田島を結ぶコースは、歴史好きや絶景を求めるサイクリストに特におすすめです。呉市内は坂道が多いため、電動アシスト自転車が便利です。江田島は比較的平坦で走りやすいコースが整備されています。
ルート概要: 呉市街地(スタート) → 大和ミュージアム・てつのくじら館 → 呉港(フェリーで江田島へ) → 江田島サイクリングロード → 旧海軍兵学校(ゴール)
見どころ:
大和ミュージアム: 戦艦大和の10分の1模型は圧巻。日本の造船技術の歴史に触れられます。
てつのくじら館: 実物の潜水艦に乗艦できる体験は貴重です。
江田島: 旧海軍兵学校(現:海上自衛隊幹部候補生学校)は必見。歴史的建造物と美しい庭園が広がります。
江田島サイクリングロード: 島を一周する約40kmのコースは、穏やかな海岸線と集落を結び、美しい景色が続きます。
ポイント: 呉と江田島の間はフェリーで移動します。自転車も一緒に乗船可能です。呉市内の坂道対策として、電動アシスト自転車の利用を強く推奨します。
内陸部にも魅力的なサイクリングコースがあります。東広島市は「酒どころ」として有名で、酒蔵巡りを楽しめます。また、竹原市は「安芸の小京都」と呼ばれる美しい町並みが残るエリアです。これらの地域は平坦な道が多く、ゆったりとしたサイクリングに適しています。
ルート概要: 西条駅(スタート) → 酒蔵通り散策 → 亀齢酒造 → 竹原駅(JR移動も可) → 竹原町並み保存地区 → 普明閣からの眺め(ゴール)
見どころ:
西条酒蔵通り: 7つの酒蔵が軒を連ねる風情ある通り。試飲や酒造りの見学が楽しめます。
竹原町並み保存地区: 江戸時代からの歴史ある建物が立ち並び、タイムスリップしたような感覚を味わえます。アニメ「たまゆら」の聖地としても知られています。
普明閣: 照蓮寺の境内にある展望台で、竹原の町並みを一望できます。
ポイント: 酒蔵巡りでは飲酒運転にならないよう注意し、試飲は控えめにするか、サイクリング後に楽しむ計画を立てましょう。竹原は比較的コンパクトな町なので、ポタリング感覚で楽しめます。
広島県の北部地域は、豊かな自然と高原の景色が広がり、市街地とは一味違ったサイクリング体験ができます。標高が高いため、夏でも比較的涼しく、避暑地としてのサイクリングにも最適です。温泉地も点在しており、サイクリングの疲れを癒すことができます。
ルート概要: 帝釈峡(スタート) → 雄橋 → 神龍湖 → 吾妻山(周辺散策) → 湯来温泉(ゴール)
見どころ:
帝釈峡: 国定公園に指定されている景勝地。雄大な自然の中をサイクリングできます。天然橋「雄橋」は必見。
神龍湖: 帝釈峡にある人造湖。湖畔を巡るサイクリングは爽快です。
吾妻山: 広島県と島根県の県境に位置する高原。紅葉の季節は特に美しいです。
湯来温泉: 広島市内からアクセスしやすい温泉地。サイクリング後の疲労回復に最適です。
ポイント: 県北エリアはアップダウンが多いコースも存在するため、体力に合わせたルート選びが重要です。レンタサイクルは各観光地の中心部で利用できることが多いです。冬場は積雪や路面凍結に注意が必要です。
広島でのサイクリングは、誰と行くか、何をしたいかによってその楽しみ方が大きく変わります。kenhama.jpの読者層である家族連れやカップルに特化し、それぞれのニーズに合わせたテーマ別のおすすめサイクリングプランを提案します。これらのプランは、ただ自転車に乗るだけでなく、その地域の魅力を最大限に引き出し、忘れられない思い出を作ることを目的としています。
小さなお子様連れの家族サイクリングでは、安全と楽しさが最優先です。平坦で交通量の少ないコースを選び、休憩や遊びの時間を十分に確保しましょう。広島には、子供向けの施設が充実した公園や、安心して走れるサイクリングロードがあります。
国営備北丘陵公園(庄原市):
特徴: 広大な公園内には自転車専用道が整備されており、信号や車の心配なく安全にサイクリングを楽しめます。アップダウンも少なく、小さな子供でも安心です。
魅力: サイクリングの他に、大型遊具、ボート遊び、季節の花々(春はチューリップ、夏はひまわり、秋はコスモス)など、一日中遊べる施設が満載。レンタサイクルも充実しており、チャイルドシート付き自転車や補助輪付き自転車も利用可能です。
所要時間: 公園内をゆっくり巡って2〜3時間。
三原市神明の里(三原市):
特徴: 道の駅「神明の里」周辺に整備されたサイクリングロードは、瀬戸内海を間近に感じられる平坦なコースです。
魅力: 道の駅では新鮮な海の幸や地元野菜が手に入り、休憩にも最適。子供向けの遊具や広場もあり、サイクリングと組み合わせて楽しめます。海岸線は穏やかで、自転車から降りて砂浜で遊ぶこともできます。
所要時間: 1〜2時間程度のショートコース。
カップルでのサイクリングは、美しい景色を二人で共有し、美味しいものを味わいながら、特別な時間を過ごす絶好の機会です。ロマンチックな雰囲気と感動を演出するコースを選んでみましょう。
とびしま海道(呉市・豊島):
特徴: 呉市と下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島など、7つの島を結ぶとびしま海道は、しまなみ海道に比べて交通量が少なく、のんびりとした雰囲気が魅力です。橋からの眺めも素晴らしいです。
魅力: 御手洗(みたらい)地区は、江戸時代の風情が残る美しい港町で、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。レトロな街並みを二人で散策し、お洒落なカフェで休憩する時間は格別です。夕暮れ時には、瀬戸内海に沈む夕日がロマンチックな雰囲気を演出します。
所要時間: 4〜6時間(片道約30km)。一部アップダウンあり、電動アシスト自転車がおすすめ。
瀬戸内海の夕日スポット巡り(生口島・尾道周辺):
特徴: 生口島や尾道周辺には、瀬戸内海に沈む美しい夕日を眺められるスポットが点在しています。サイクリングで一日を過ごし、夕暮れ時に絶景スポットへ向かうプランです。
魅力: 例えば生口島の海岸線や、尾道の千光寺公園などは、夕日の名所として知られています。夕日を背景に二人で写真を撮ったり、海辺で語り合ったりと、感動的なひとときを過ごせます。夕食は、地元の新鮮な魚介を使ったレストランでロマンチックなディナーを。
ポイント: 日没時間を事前に確認し、時間に余裕を持って移動しましょう。
「食」は旅の大きな楽しみの一つです。広島の豊かな地元食材をサイクリングで巡り、その土地ならではの味覚を堪能するコースを提案します。新鮮な海産物から、広島名物、そしてフルーツまで、自転車だからこそ立ち寄れる隠れた名店を発見できます。
牡蠣ロードと広島焼き体験(広島市・江田島):
特徴: 広島湾は牡蠣の養殖が盛んで、冬場には「牡蠣小屋」がオープンします。サイクリングで牡蠣の産地を巡り、新鮮な牡蠣をその場で味わう贅沢なコースです。
魅力: 例えば、江田島市周辺には牡蠣の養殖場が多く、直売所や牡蠣小屋で獲れたての牡蠣を堪能できます。その後、広島市内に戻り、定番の広島焼きを専門店で味わう体験は、まさに広島グルメの真髄。様々な店舗を巡って味比べするのも楽しいでしょう。
ポイント: 牡蠣小屋は冬季限定(11月〜3月頃)です。夏場は、広島グルメランキングで紹介されている他の名物料理を楽しめます。
レモンアイランド生口島スイーツ巡り(尾道市生口島):
特徴: 生口島は国産レモンの生産量日本一を誇り、「レモンアイランド」として親しまれています。島内にはレモンを使ったスイーツやドリンクを提供するお店が点在しており、サイクリングで巡るのに最適です。
魅力: レモンケーキ、レモンタルト、レモンジェラートなど、爽やかなレモン風味のスイーツを次々と楽しめます。特に、瀬戸田のジェラート店「ドルチェ」はサイクリストに大人気。レモン畑の中を走りながら、レモンの香りに包まれる体験もできます。
所要時間: 半日〜1日。島内は比較的平坦で、グルメ巡りには最適です。
サイクリング後の疲労回復には、やはり温泉が一番です。広島県内には、自然豊かな場所に温泉地が点在しており、自転車旅と温泉を組み合わせることで、心身ともにリフレッシュできる極上の体験ができます。
湯来温泉と渓谷美サイクリング(広島市佐伯区):
特徴: 広島市内から比較的アクセスしやすい湯来温泉は、自然豊かな渓谷沿いに位置しています。周辺には穏やかなアップダウンのあるサイクリングコースがあり、四季折々の景色を楽しみながら温泉を目指せます。
魅力: 湯来温泉は「広島の奥座敷」と呼ばれ、美しい渓谷美の中で入る温泉は格別です。サイクリングで流した汗を、源泉かけ流しの湯で洗い流す至福のひとときを味わえます。周辺にはキャンプ場や釣り堀もあり、アウトドアと温泉を組み合わせた旅も楽しめます。
所要時間: 往復約40km程度。日帰りでも十分楽しめます。
道後温泉へのアクセスも考慮したコース(尾道〜愛媛方面):
特徴: しまなみ海道を愛媛県今治市まで走り抜けた後、少し足を延ばして日本最古の温泉の一つである道後温泉(愛媛県松山市)を目指す、贅沢なロングライドプランです。
魅力: しまなみ海道の達成感と、道後温泉での歴史ある湯浴みを一度に楽しめます。道後温泉本館や飛鳥乃湯泉など、趣の異なる温泉施設で疲労を癒し、温泉街の散策や地元のグルメを堪能できます。
ポイント: このコースは上級者向けで、1泊2日〜2泊3日の計画が必要です。今治から道後温泉までは公共交通機関(JR、バス)を利用することも可能です。
サイクリングと他のアウトドアアクティビティを組み合わせることで、よりダイナミックな瀬戸内リゾート体験が可能です。自然の中で過ごす時間を最大限に楽しみましょう。
キャンプ&サイクリング(大崎上島・神石高原町):
特徴: 大崎上島は瀬戸内海に浮かぶ美しい島で、キャンプ場も点在しています。島内をサイクリングで巡り、夜はキャンプ場で満天の星空の下で過ごすプランです。また、県北の神石高原町では、高原のサイクリングとキャンプを組み合わせられます。
魅力: 大崎上島は穏やかな気候と美しい海岸線が魅力。キャンプ場では、海を眺めながらバーベキューを楽しんだり、焚き火を囲んで語らったりと、非日常の体験ができます。神石高原町では、涼しい気候の中で高原野菜を使った料理と星空を満喫できます。
ポイント: キャンプ道具の運搬は大変なので、レンタカーと組み合わせるか、キャンプ場のバンガローや手ぶらキャンププランを利用するのが賢明です。
マリンアクティビティ&サイクリング(尾道・呉):
特徴: 瀬戸内海は穏やかなため、シーカヤックやSUP(スタンドアップパドルボード)などのマリンアクティビティに最適です。午前中にサイクリングを楽しみ、午後は海で遊ぶというアクティブな一日を過ごせます。
魅力: 尾道や呉周辺には、マリンアクティビティの体験施設が多数あります。自転車で海岸線を走り、気に入った場所でカヤックやSUPに挑戦するのも良いでしょう。海の上から眺める島々の景色は、また違った感動を与えてくれます。
ポイント: マリンアクティビティは事前の予約が必要な場合が多いです。水着や着替え、日焼け対策を忘れずに。
広島でのサイクリングを安全かつ快適に楽しむためには、事前の準備が非常に重要です。特に長距離や不慣れなコースに挑戦する場合は、万全の準備で臨むことが成功の鍵となります。ここでは、浜田悠介が長年の経験から得た、サイクリングを快適にするための具体的なアドバイスをお伝えします。
サイクリングの服装は、季節や天候、走行距離によって適切に選ぶ必要があります。また、万が一に備えた持ち物も忘れずに準備しましょう。
基本装備(通年):
ヘルメット: 安全のため必須。レンタサイクルでも借りられます。
グローブ: 汗を吸い、手の疲労軽減、転倒時の保護に。
サングラス: 紫外線対策、ゴミや虫から目を保護。
動きやすい服装: 吸汗速乾性の素材がおすすめ。ジーンズは汗で重くなり、動きにくいので避けましょう。
リュックサック: 両手が空くように。荷物は最小限に。
飲み物: 水筒やペットボトル。夏場は多めに。
補給食: 行動食(カロリーバー、バナナなど)。
携帯電話: 地図アプリ、緊急連絡用。モバイルバッテリーもあれば安心。
小銭: 渡し船や自販機、橋の通行料に。
保険証、身分証明書
季節ごとの追加アイテム:
春・秋: 薄手のウィンドブレーカー(朝晩の冷え込み対策)、アームカバー・レッグカバー(体温調節)。年間で最もサイクリングに適した季節です。
夏: 日焼け止め、帽子、冷却グッズ、タオル、虫よけスプレー。熱中症対策は最重要課題です。
冬: 防寒着(フリース、ダウンベストなど)、ネックウォーマー、耳当て、保温ボトル。瀬戸内エリアの冬は比較的温暖ですが、風が強い日は体感温度が下がります。
レンタサイクルを利用する場合でも、出発前の簡単なチェックと、自分の体に合った自転車を選ぶことが重要です。これにより、トラブルを未然に防ぎ、快適なサイクリングを実現できます。
レンタサイクル利用時のチェックポイント:
サドルの高さ: 地面に足のつま先がつく程度が目安。膝が伸びきる手前でペダルを踏める高さに調整しましょう。
ブレーキ: 前後ともにしっかりと効くか確認。
タイヤ: 空気圧が適正か、パンクしていないか。
変速機: スムーズに変速できるか。
ライト・ベル: 夜間走行の可能性があれば必須。
鍵: 休憩時の盗難防止に。
車種選びの再確認:
自身の体力とコースの難易度に合わせて、クロスバイク、ロードバイク、電動アシスト自転車を選びましょう。電動アシスト自転車は、特に坂道が多いコースや体力に不安がある場合に非常に役立ちます。近年、電動アシストの普及率はレンタサイクル全体の約30%に達しています。
自転車も車両の一種であり、交通ルールを遵守することが不可欠です。特に観光地では、歩行者や他のサイクリストとの共存意識が求められます。
自転車の交通ルール:
車道の左側通行: 自転車は原則として車道の左側を走行します。
歩道走行は例外: 自転車通行可の標識がある場合や、やむを得ない場合に限り歩道を走行できますが、歩行者優先です。
信号遵守: 信号は必ず守りましょう。
一時停止: 一時停止の標識がある場所では必ず止まり、左右確認。
飲酒運転の禁止: 自転車も飲酒運転は法律で禁止されています。
二人乗り禁止: 原則として二人乗りは禁止です(タンデム自転車は除く)。
サイクリングのマナー:
「こんにちは」の声かけ: すれ違うサイクリストや地元の人に挨拶をすると、気持ちの良い交流が生まれます。
ベルの乱用は避ける: 必要時以外はベルを鳴らさないようにしましょう。
並走は控える: 特に交通量の多い場所では一列で走行し、他の交通の妨げにならないように。
ゴミは持ち帰る: 美しい景観を守るため、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
どんなに準備をしても、旅先でのトラブルは起こり得ます。いざという時に慌てないよう、基本的な対処法と連絡先を把握しておきましょう。
パンク修理:
簡易修理キット: パンク修理キット(パッチ、空気入れ)を持参していれば、簡単なパンクなら自分で修理できます。
レンタサイクル利用の場合: レンタサイクルは、パンクなどのトラブル時に交換や修理サービスを提供している場合があります。借りる際に確認しておきましょう。ロードサポート体制が充実しているサービスであれば、電話一本で対応してくれることもあります。
サイクルステーション: しまなみ海道などには、サイクリスト向けのサポートステーションが点在しており、工具の貸し出しや簡易修理サービスを受けられる場合があります。
緊急連絡先:
レンタサイクル会社の連絡先: 必ず控えておきましょう。
警察: 事故や盗難の際は110番。
救急車: 怪我をした場合は119番。
家族や友人の連絡先: 携帯電話のバッテリー切れに備え、紙にメモしておくのも良いでしょう。
特に夏場のサイクリングでは、熱中症のリスクが高まります。安全に楽しむために、徹底した対策が必要です。
こまめな水分補給: のどが渇く前に、15〜30分ごとに少量の水を摂取しましょう。スポーツドリンクや経口補水液も効果的です。
塩分補給: 汗で失われる塩分を補うため、塩飴やタブレットなどを携帯しましょう。
休憩を多く取る: 日陰や涼しい場所で積極的に休憩し、体を冷やしましょう。
無理をしない: 少しでも体調に異変を感じたら、すぐにサイクリングを中止し、休憩を取るか、近くの施設に助けを求めましょう。
服装の工夫: 吸汗速乾性の高い素材のウェアを選び、帽子やサングラスで直射日光を避けましょう。
瀬戸内エリアの冬は比較的温暖ですが、それでも防寒対策は必須です。特に風の強い日や早朝・夜間は注意が必要です。
重ね着の工夫: 吸湿発熱性のあるインナー、フリース、防風性のあるアウターなど、重ね着で体温調節できるようにしましょう。
末端の防寒: グローブ、ネックウォーマー、耳当て、厚手のソックスなどで、首、手、足などの末端をしっかりと防寒しましょう。
路面凍結への注意: 特に県北の山間部や日陰になる場所では、路面が凍結している可能性があります。出発前に天気予報や路面状況を確認し、無理な走行は避けましょう。凍結路面は非常に滑りやすく、転倒のリスクが高まります。
日没時間の確認: 冬は日没が早いので、時間に余裕を持った計画を立て、早めの帰着を心がけましょう。
サイクリングはそれ自体が素晴らしい体験ですが、その後のリラックスタイムが旅の満足度をさらに高めます。kenhama.jpが提案する「瀬戸内リゾート体験を最大化する自転車旅」の真骨頂は、サイクリングで得た感動と、その後の至福の時間をいかに融合させるかにあります。走り終えた後の身体を癒し、心を満たすための宿泊、グルメ、温泉、そして特別な時間の過ごし方について詳しくご紹介します。
サイクリストのニーズに応える宿泊施設を選ぶことで、旅の快適さは格段に向上します。自転車の保管から疲労回復まで、サイクリストに優しいサービスを提供する施設が増えています。
サイクリスト向けホテル:
ONOMICHI U2(尾道): 自転車を部屋まで持ち込める「サイクルイン」というコンセプトのホテル。自転車のメンテナンススペースやサイクルショップも併設されており、サイクリストにとって最高の環境です。
その他: しまなみ海道沿いの島々には、自転車の室内保管が可能な宿や、簡易工具を貸し出してくれる民宿が増えています。事前に「サイクリスト歓迎」の表示があるか確認しましょう。
グランピング施設:
瀬戸内オーシャンフロントグランピング(広島市内近郊): 美しい瀬戸内海を望むロケーションで、手ぶらで豪華なキャンプ体験ができます。サイクリングで自然を満喫した後に、快適なテントやコテージでリラックスできます。
特徴: 自然の中にいながらも、ホテル並みの快適さを享受できるのがグランピングの魅力。プライベートな空間で過ごす時間は、カップルや家族連れに特におすすめです。BBQセットや温泉施設が併設されているところも多く、至れり尽くせりの滞在が可能です。
サイクリングで汗を流した後は、地元の美味しい食事でエネルギーチャージ。広島の豊かな自然が育んだ食材は、旅の記憶に深く刻まれるでしょう。詳しくは広島グルメランキングもご参照ください。
新鮮な海の幸:
牡蠣: 冬場の広島の代名詞。焼き牡蠣、蒸し牡蠣、牡蠣フライなど、様々な調理法で楽しめます。
穴子: 宮島周辺の名物。ふっくらとした穴子飯や、香ばしい焼き穴子は絶品です。
瀬戸内の魚: 鯛、タコ、小イワシなど、瀬戸内で獲れる魚介類は鮮度抜群。お刺身や煮付けで味わいましょう。
広島名物:
広島焼き(お好み焼き): サイクリング後の空腹を満たすのに最適なソウルフード。お店ごとに異なる味を楽しめます。
汁なし担々麺: 辛さと痺れが特徴のB級グルメ。サイクリングで疲れた体に活力を与えてくれます。
季節のフルーツ:
レモン: 生口島はレモンの産地。レモンを使ったスイーツやドリンクはサイクリストに大人気です。
柑橘類: 温州みかん、はっさく、ネーブルなど、瀬戸内の島々では多種多様な柑橘類が栽培されています。旬の時期には直売所で新鮮なフルーツを味わいましょう。
サイクリングで酷使した筋肉を癒し、心身をリラックスさせるには温泉やスパが欠かせません。広島県内には、様々な泉質やロケーションの温泉施設があります。
湯来温泉(広島市佐伯区):「広島の奥座敷」と称され、豊かな自然の中で静かに湯を楽しめます。弱アルカリ性の単純温泉は、疲労回復や美肌効果が期待できます。
宮浜温泉(廿日市市): 宮島を望む絶景露天風呂が魅力。サイクリング後にフェリーで宮島観光を楽しんだ後、温泉でゆっくりと疲れを癒すプランがおすすめです。
スパ施設: 市街地やホテル併設のスパ施設では、マッサージやサウナなど、より専門的なリフレッシュサービスを受けられます。
サイクリングの締めくくりに、瀬戸内海に沈む夕日を眺める時間は、最高の贅沢です。オレンジ色に染まる空と海、そして点在する島々のシルエットは、忘れられない感動を与えてくれるでしょう。夕日の美しさは、年間を通して約70%の確率で観測可能と言われています。
おすすめの夕日スポット:
しまなみ海道の各橋の上: 特に多々羅大橋や来島海峡大橋からの眺めは圧巻です。
生口島「耕三寺 未来心の丘」: 白い大理石の庭園が夕日に照らされる様子は幻想的です。
とびしま海道「御手洗地区」: レトロな港町と夕日のコントラストが美しいです。
宮島対岸の展望台: 宮島と大鳥居をシルエットに、夕日が沈む様子は息をのむ美しさです。
ポイント: 日没時間は季節によって大きく異なりますので、事前に調べて計画を立てましょう。温かい飲み物や軽食を持参して、ゆっくりと時間を過ごすのもおすすめです。
瀬戸内エリアは、サイクリングだけでなく、様々なレジャー活動も楽しめます。サイクリングと組み合わせて、旅のバリエーションを増やしましょう。
海水浴・マリンスポーツ:
海水浴: 夏場は美しいビーチで海水浴を楽しめます。しまなみ海道沿いの生口島や伯方島には、透明度の高いビーチがあります。
シーカヤック・SUP: 穏やかな瀬戸内海は、これらのマリンスポーツに最適です。海の上から島々を眺める体験は格別です。
文化体験・ものづくり体験:
陶芸体験: 広島県内には、陶芸体験ができる工房が点在しています。旅の思い出に、自分だけの作品を作ってみましょう。
酒蔵見学: 東広島の酒蔵通りでは、日本酒の製造工程を見学し、試飲も楽しめます。
レモン収穫体験: 生口島などで、季節限定でレモンの収穫体験ができる農園もあります。
広島でのサイクリング旅は、単なる移動ではなく、記憶に残る「体験」です。最高の思い出を作るためには、事前の計画から旅中の心構えまで、いくつかのポイントがあります。ここでは、浜田悠介が、旅行者の皆さんが瀬戸内リゾートを最大限に楽しむための最終アドバイスをお届けします。
出発前に以下のチェックリストを確認し、万全の体制で旅に臨みましょう。計画的な準備が、安心して楽しめるサイクリング旅へと繋がります。
日程とコースの決定: 自分の体力、目的に合ったコースと日程(日帰り、1泊2日、2泊3日など)を設定しましたか?
レンタサイクルの予約: 希望の車種(電動アシスト含む)とサイズは予約済みですか?乗り捨てサービスの有無も確認しましたか?
宿泊施設の予約: サイクリスト向け施設や、温泉、グランピングなど、サイクリング後のリフレッシュを考慮した宿泊施設は予約済みですか?
交通手段の確認: 現地までのアクセス(新幹線、在来線、フェリーなど)と、自転車の運搬方法を確認しましたか?
持ち物の準備: 天候や季節に合わせた服装、水分、補給食、応急処置キット、モバイルバッテリーなど、必要な持ち物は揃っていますか?
緊急連絡先の控え: レンタサイクル会社、警察、救急、宿泊施設の連絡先は控えてありますか?
天気予報の確認: 出発前には必ず最新の天気予報をチェックし、必要に応じて計画を調整しましょう。
瀬戸内の旅の魅力は、美しい景色だけでなく、温かい地元の人々との出会いにもあります。積極的に交流することで、ガイドブックには載っていない地域の魅力を発見できるかもしれません。
笑顔で挨拶: すれ違う人や立ち寄ったお店の人に「こんにちは」と声をかけるだけで、会話のきっかけが生まれます。
質問してみる: 「この辺でおすすめの場所はありますか?」「このお店の特産品は何ですか?」など、簡単な質問から交流が深まります。地元の人ならではの情報は、旅をより豊かにしてくれます。
感謝の気持ちを伝える: 親切にしてもらった時は、きちんと「ありがとう」と伝えましょう。
瀬戸内海の絶景は、写真に収めたくなる瞬間ばかりです。最高の思い出を記録するための撮影テクニックをいくつかご紹介します。
時間帯を意識する:
早朝: 朝焼けの瀬戸内海は幻想的。光が柔らかく、人が少ないのでじっくり撮影できます。
夕方: 夕焼けに染まる空と海、そして橋のシルエットは最高の被写体です。
日中: 青い空と海、緑の島々が鮮やかに映えます。
構図の工夫:
自転車と一緒に: 愛車を景色の中に入れて、旅の思い出感を演出しましょう。
橋と海を両方入れる: しまなみ海道の橋は、その雄大さを表現するために、海や島々を背景に入れる構図がおすすめです。
広角レンズを活用: 瀬戸内の広大な景色を一枚に収めるには、広角レンズが有効です。
ドローン撮影(許可された場所のみ): 規制が厳しいため、事前に確認が必要ですが、許可された場所でのドローン撮影は、瀬戸内海の多島美を空から捉える唯一無二の方法です。
広島県では、年間を通じて様々なサイクリングイベントが開催されています。これらのイベントに参加することで、普段とは違う特別な体験ができます。
しまなみ海道サイクリングイベント: 国際的な大会から、初心者向けのファンライドまで、多種多様なイベントが開催されます。他のサイクリストとの交流も楽しめます。
地域密着型イベント: 各市町村が主催する、地元の魅力を巡るサイクリングイベントもあります。グルメや文化体験が組み込まれていることが多く、地域を深く知る良い機会です。
ポイント: イベント情報は、広島県観光連盟の公式サイトや、各地域の観光協会で確認できます。早めの申し込みが必要です。
今回の広島サイクリングで瀬戸内リゾートの魅力を存分に感じていただけたなら、ぜひ次の旅の計画を立ててみてください。kenhama.jpでは、サイクリング以外にも、海水浴、温泉、宮島観光、アウトドア、宿泊、グルメ、レジャーなど、瀬戸内エリアの多彩な楽しみ方を幅広くご紹介しています。例えば、歴史探訪をテーマにした「呉・江田島」、美しい海岸線を巡る「とびしま海道」、そして豊かな自然の中でリフレッシュできる「県北エリア」など、あなたの興味に合わせた様々なプランが見つかるはずです。
私たちkenhama.jpは、これからも旅行者の皆様が広島・瀬戸内エリアで最高の思い出を作れるよう、信頼できる地域情報と、一歩踏み込んだ提案を続けてまいります。初めて瀬戸内を訪れる方でも安心して旅行計画を立てられるよう、季節ごとのおすすめスポットや楽しみ方を丁寧に届けています。ぜひ、次の瀬戸内リゾート体験にご期待ください。
広島でのサイクリングは、単なる移動や運動の枠を超え、瀬戸内リゾートの真髄を五感で味わう「体験型サイクリング」へと進化しています。しまなみ海道の壮大な景色、広島市街地の歴史探訪、とびしま海道のロマンチックな夕日、そして各島の豊かな食文化や温泉など、多種多様な魅力が自転車旅を特別なものにしてくれます。浜田悠介が提唱する「サイクリング+α」の視点を取り入れることで、あなたは自分だけの忘れられない瀬戸内リゾート体験を創造できるでしょう。
本記事で紹介したコース選びの基本、テーマ別のおすすめプラン、そして快適な旅のための準備と注意点を参考に、ぜひ広島でのサイクリング旅を計画してみてください。走り終えた後の達成感と、瀬戸内の美食、温泉、そして温かい人々との出会いが、あなたの心を豊かに満たしてくれるはずです。kenhama.jpは、これからもあなたの瀬戸内旅を全力でサポートし、次なる感動へと導く情報を提供し続けます。広島の風を全身に感じ、最高の思い出を作りに来てください。
広島でおすすめのサイクリングコースは、世界的に有名な「しまなみ海道サイクリングロード」が筆頭です。その他、広島市街地の歴史を巡るコース、宮島口周辺のシーサイドコース、呉・江田島の海軍ゆかりのコース、東広島・竹原の酒蔵巡りコースなど、多岐にわたります。
はい、初心者でも楽しめるコースが豊富にあります。しまなみ海道の一部区間(尾道〜因島など)や、国営備北丘陵公園内のサイクリングロード、広島市内の平坦な河川敷コースなどは、体力に自信がない方や家族連れでも安心して楽しめます。電動アシスト自転車の活用もおすすめです。
しまなみ海道サイクリングロードの推奨ルート全長は約70kmです。全区間を1日で完走する場合、休憩を含めずに約6〜8時間かかります。観光やグルメも楽しむなら、1泊2日または2泊3日の計画がおすすめです。
広島県内には主要な観光地を中心に約150箇所のレンタサイクルステーションがあります。特に、しまなみ海道の起点である尾道駅周辺や、広島駅、宮島口などで借りることができ、電動アシスト自転車も充実しています。事前にオンライン予約することをおすすめします。
はい、広島ではサイクリング後に瀬戸内リゾートを満喫できる体験が豊富です。温泉での疲労回復、地元の新鮮な海産物や広島焼きなどのグルメ、瀬戸内海の夕日を眺める時間、さらにはグランピングやサイクリスト向けホテルでの宿泊などがおすすめです。